What is Electro Swing? Electro Swing Explained in 2 minutes
「What is Electro Swing? Electro Swing Explained in 2 minutes」とは、2018年5月3日に公開されたYouTube動画です。
Electro Swingって何?というタイトルのこの動画が、まさしくElectro Swingをわかりやすく簡潔に解説していたので紹介したいと思います。
正直解説というほどのことをやらなくてもこの動画を2分見るだけで英語が読めなくても「あーなるほど大体わかった」という気分になれるのでとてもお得です。
ちなみにこの動画で触れているのはElectro Swingの歴史などではなく、どういう感じの音楽か?という点で、これがなかなか説明するのが面倒なところをシンプルにしてくれているのでわかりやすいのではと思います。
まずはNICEでFUNで GROOVYなピアノリフを弾いてみましょう、というところから始まります。
リフというのは短い反復フレーズのことで、ここでは同じようなメロディが繰り返し演奏されます。
どうでもいいですが、このピアノリフを聞いてかっこいいと思った人はElectro Swing好きになる素質があります(笑。
今度はヴィンテージ、つまりちょっと古くて良いものにしてみましょう。
キックドラムでドンドンドンドンとビートが作られました。
次はシンセベース、電子音の低音です。
Cab Callowayや...
Glenn Millerや...
Duke Ellingtonなどといった、古き良きSWING ERA(スウィング時代)に活躍したビッグバンドから1つサンプルを選んでみると良いようです。
ちなみにSWING ERAは大体1935年〜1946年くらいを指すそうです。(wikipediaより)
上記に挙げたようなビッグバンド、または...
"Friend Like Me"のジーニーですね〜。
1992年のディズニー映画「アラジン」の曲に助けてもらいましょう。
この辺りは言ってしまえばそれっぽいやつなら何でもOKってことですね。
ネットを検索するとディズニーはもちろん、ジブリ音楽や東方などのElectro Swingアレンジがあるので是非聴いてみてください。
イコライザーのLow Pass Filter、つまりは低音を鳴らして高音をカットする機能を使って、低音から徐々に高音が聞こえてくるようにしていくといい感じに聞こえてきます。
ちょっとブレイク☕️
それでは一気にビートを完成させてみましょう。
こんな感じで!
色々な音を重ねていくことをミックスと言いますが、ピアノソロを加えてみるのはどうでしょう?
更に、楽曲を完成させるために管楽器が必要ですね。
特にElectro Swingではピアノに加えてトランペットやサックスなど管楽器を多く用いることが一般的です。
あるあるな構成としてはここにストリング系、特にバイオリンなんかが入ってきます。
さあ出来ました!これぞElecro Swing!
という訳で、Electro Swingはヴィンテージ・スイングとジャズの影響を受けており、それにハウス、ヒップホップ、またはEDMの要素を組み合わせています。
初期のスウィングレコーディングのエネルギッシュな盛り上がりから、更に現代的なダンスフロア、ダンスミュージックに焦点を当てたサウンドを作り出していくという感じです。
Electro Swingで有名なアーティストといえば
- Parov Stelar
- Swing Republic
- Caravan Palace
この辺りは必ず名前が挙がるほどです。
もちろん上記以外にも
- Tape Five
- The Electric Swing Circus
- Caro Emerald
などなどたくさんのアーティストがいますが、自分としては
- DERADAP
- Klischée (特にTouché)
辺りを今後の記事で推したいと思います。
と、いう訳で2分間という短い時間でしたがあっという間にElectro Swingがなんたるかを何となくでも理解できたのではないでしょうか?
他にもどんな曲があるのか知りたいという方はYouTubeで検索するのも良いですが、面倒な方はElectro Swing Revolution Radio(Electro Swing Radio)というアプリがあるので垂れ流しで聞くのがオススメです!
アプリはこちらからダウンロードできます。
それではまた。