とにかく高画質、高音質に配信したい!という人向け
以前Mac+OBS+HD60 Sによる高画質&高音質配信に関する記事を書きましたが、この記事で紹介する方法はとにかく高画質、高音質で配信したいけどキャプチャーボードは高いからなんとか安価に配信出来ないの?という方に向けた記事です。
以前の記事はこちら。
どういうことが出来るのか?
スマホゲームを配信する
この記事ではScreen Linkというアプリを使用するため、iOSによる配信を想定しています。
今回配信するサービスは例としてYouTubeをあげますが、Miirativやniconico、ツイキャス、Twitchなど他の配信サービスでも同じように配信が可能です。
Discordで通話する
PUBGモバイルや荒野行動、コンパスなどスマホゲームで通話しながらプレイし、自分と通話相手の声を両方とも配信に乗せることを想定しています。
ゲームの音を高音質で配信する
この記事を執筆時点でスマホゲームは基本的にスマホのスピーカーから出た音をマイクで拾う方式が一般的ですが、その方法だと音質が悪くなってしまうため今回は高音質で配信する方法を紹介したいと思います。
イヤホンでゲーム音を聞く
PUBGや荒野行動などバトロワ系のゲームをやるなら特にイヤホンで音を聴きながらプレイしたいのでこれも要件に入れたいと思います。
もちろんモノラルではなくステレオです。
充電しながら配信する
最近のゲームは電池の消耗が激しいので意外と大事です。
どういうことが出来ないのか?
低遅延で配信する
ユーザーとコミュニケーションを取るなら可能な限り低遅延が望ましいですが、現状では多少遅延がある状態になります。
遅延の大きさは通信環境やマシンスペック、利用するサービスによって異なります。
コメントを通知する
Macで配信しているので端末側にコメントを通知することはそのままでは出来ません。
配信サービスによってはiPhoneやMacでコメント読み上げをサポートすることもできるのですが一工夫必要です。
ゲーム音声の遅延を解消する
キャプチャーボードを使って配信する場合は実際にゲームをプレイする際に自分が聞くゲーム音声の遅延をパススルーによって解消することが可能です。
しかし、Screen Linkで配信する場合は音声を分岐することができないため若干の遅延が発生してしまいます。
そのためゲームの音が遅延すると遊べないような音ゲー、もしくはそもそも遅延していることが気になってしまう方にはお勧めできません。
例えば今回要件に入れているDiscordによる通話をしない、且つゲーム音声を配信にのせないといった条件を付け加えるなら出来なくもないので自分にあった構成にカスタマイズするのは良いかもしれません。
準備するもの
PCまたはMac
Apple MacBook Pro (15インチ, Touch Bar, 第8世代の2.2GHz 6コアIntel?Core?i7プロセッサ, 256GB) - スペースグレイ
- 出版社/メーカー: アップル
- 発売日: 2017/06/06
- メディア: Personal Computers
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出来るだけ高性能なPCまたはMacを用意しましょう。
ちなみに自分が使っているのは以下のようなスペックですがこれでも動いているので大体のMacBook Proなら動くんじゃないかと思いますが参考にしてもらえたらと。
- MacBook Pro (Retina, Mid 2012) 15 inch
- メモリ16 GB 1600 MHz DDR3
- プロセッサ 2.3 GHz Intel Core i7
iPhoneまたはiPad
Apple iPhone XR 64GB White ホワイト MT032J/A A2106 国内版SIMフリー
- 出版社/メーカー: iPhone XR
- メディア: エレクトロニクス
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なるべく高性能、かつ新しい機種が望ましいです。
もちろんiPadでもOKです。
ヘッドフォン
キングストン ゲーミングヘッドセット HyperX Cloud Revolver S HX-HSCRS-GM/AS ブラック/ホワイト USBオーディオコントロールボックス付属
- 出版社/メーカー: キングストンテクノロジー
- 発売日: 2017/03/20
- メディア: Personal Computers
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ゲーミングヘッドセットは高いのでiPhone付属のイヤホンとかで代用してもOKです。
HDMIケーブル
HD60 Sを買ったら付属しているので別途用意する必要はないと思いますが、一応。
配信機材の設置
機材配置というほどのことはなく、iPhoneからScreen Linkを使ってワイヤレスに映像をMacに飛ばします。
これによりキャプチャーボードやスマホとMacを繋ぐためのアダプタ、HDMIケーブルなどが必要なくなります。
まとめ
機材が準備できたら次の記事に進んでScreen Linkの設定を行いましょう。
それではまた。