- Mac+OBS+HD60 Sで高画質&高音質配信をしよう!
- Local RTMP Server
- Game Capture for Mac
- ライブストリーミング開始
- 音が聞こえない&遅延が気になる場合
- まとめ
Mac+OBS+HD60 Sで高画質&高音質配信をしよう!
この記事は機材配置、及びソフトインストールが終わった方向けに書かれています。
それらがまだの方は以下の記事を先にご覧ください。
その1(機材配置編)
その2(ソフトインストール編)
Local RTMP Server
インストールしたLocal RTMP Serverを起動しておきましょう。
Game Capture for Mac
Game Capture for Macを起動したら自動的にHD60 Sが認識されて設定されているはずです。
映像が画面上に表示されることを確認しましょう。
環境設定
特に変更する場所はないのですが、複数のアプリケーションを同時に動かすことになるのでMacに非常に大きな負荷がかかります。
もし動作が重くなってしまうようなことがあれば、Flashback 録画を有効にするというチェックボックスを外しておきましょう。
このFlashback録画というのは、録画ボタンを押さなくても自動的に過去2時間分くらいの映像音声を保存しておいてくれる機能です。
デバイス設定
Game Capture for Macの画面右側にあるデバイス欄から設定アイコンを選択して設定画面を開きます。
上図では60fpsのチェックボックスを外して30fps設定に、画質を高画質に設定していますが、ここはMacの性能に合わせて調整してください。
ピクチャ、オーディオ、プロファイルのタブはデフォルトのままで問題ありません。
また、ここでハードウェアエンコーダを無効にする設定にチェックを入れればソフトウェアエンコードに切り替わります。
そうすることで映像や音声の遅延を低減することができる場合がありますが、Macに大きな負荷がかかるので注意しましょう。
ライブストリーミング設定
Game Capture for Macの画面右側にあるライブストリーミング欄から設定アイコンを選択して設定画面を開きます。
設定画面を開いたら起動中のLocalRTMPServerを下図のように開きます。
開いたらライブストリーミング設定をそれぞれ入力します。
アカウント名は何でもいいのでここではLocalRTMPServerとでも入れておきましょう。
RTMP URLとストリーミングキーはそれぞれLocalRTMPServerの値を入力します。
設定が終わったら上図のように選択されていることを確認してください。
状況欄は何が入っていても問題ありません。
ビットレートは環境によって異なりますが基本的に上げてしまって問題ないと思います。
もしOBSとの接続がうまくいかない場合は下げてみるなど調整してみてください。
タグ設定
どんな文字列が入っていても特に使用しないため問題ありません。
適当な文字列を設定しておきましょう。
ライブストリーミング開始
Game Capture for Macのライブストリーミングを開始します。
Game Capture for Macの下部にあるストリームボタンを押し、ボタンが緑色になったら配信が開始されている状態です。
ちなみにこの状態はまだLocalRTMPServerに対して配信しているだけでインターネット上の配信サーバーには繋がっていないので安心してください。
音が聞こえない&遅延が気になる場合
配信を開始した時に緑のストリームボタンの左にあるサウンドボタンがオフになっていたらゲームの音が出力されないため、上図のようにオンにしておきましょう。
ここで出力される音を聴きながらプレイすることを想定して今回の記事を書いていますが、ここで聞こえる音はほんの少し遅延してしまいます。
もしそれがどうしても嫌だという方は、HD60 SからパススルーでPCモニタなどに音と映像をHDMI出力し、そちらの音を聞くようにすることで遅延なく音を聞くことができるようになります。
まとめ
以上でGame Capture for Macの設定と配信は完了です。
上記の設定が完了したら次の記事に進みましょう。
次はOBSの設定編になります。
それではまた。