Identity Vって何?
Identity V(アイデンティティファイブ)は1vs4に分かれて行う鬼ごっこのようなサバイバルマルチアクションゲームで、中国版では「第五人格」という名称でした。
より詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
逃げ切るのか、それとも時間を稼ぐのか?
ハンターに見つからないようにするのがベストではありますが、完全に見つからないようにするのは非常に困難です。
そのため、万が一見つかってしまった時はハンターから逃げる、つまりチェイスをすることになるのですが、どうすれば良いのか目的を明確にして行動するようにしましょう。
ハンターから逃げる時の選択肢は、大きく分けて3つに分類できます。
- ハンターから逃げ切る
- ハンターを引き付ける
- ハンターを引き離す
どのシーンにおいても最重要なのは自分を含めた味方のために逃げる、ということです。
このゲームにおけるサバイバーは協力することで勝率を上げ、チームを勝利に導くことでより多くのポイントを稼ぎ、育成に繋げることができます。
それでは、それぞれの行動はどのようなシーンで有効なのでしょうか?
ハンターから逃げ切る
最初に思いつく目的ですね。
自分が安全になるためにはハンターが自分を見失うのが一番です。
この目的を選択するシーンとしては以下のようなパターンがあります。
最後の一人になってしまった場合
最も逃げ切りたい状況は、最後の一人になってしまった時です。
自分以外に頼るものがなく、また時間を稼ぐ意味もないので何とか振り切って脱出ゲート、または地下室へ向かうしかありません。
この状況にならないためにチェイスを仕掛けるのであれば味方が生存しているうちにしたいものです。
負傷状態の場合
負傷状態でもう一撃食らってしまうとハンターに捕まってしまい、戦力が欠けてしまいます。
ハンターを引きつけて時間を稼いでいる最中に負傷した場合は、ハンターから逃げ切るのかハンターを引き離すのか選択を迫られることになりそうです。
チェイスに不利な場所取りの場合
チェイスをするのに有利な場所というのがありますが、もしその状況でない場合は逃げ切りを図った方が良い場合もあります。
例えば近くに板が1枚しかない、視界がひらけて隠れる場所が少ないといった場所です。
そもそもそういう場所には行かず、なるべくマップの中央に向かう意識を持つと逃げ場が多く立ち回りやすい場所に行きやすいと思います。
ハンターを引きつける
サバイバーは一人でプレイしている訳ではないため、チームを勝利に導くにはチームプレーが必要です。
このハンターを引きつけるという行為はチームプレーとして非常に優秀な行動で、ハンターをできるだけ自分に向けて時間を稼ぐことができれば、他のサバイバーがその間に解読を進めることができます。
全員生存して脱出できるパターンでは、おおよそチェイスの上手いメンバーが一人はいてひたすらハンターを引きつけておいてくれたりしています。
引き離す行動との違いは、窓や板などハンターとチェイスをするために有利な状況が揃っているかどうかや自身が負傷しているかどうかで、引き付ける場合は同じ場所を巡回しながらハンターをその場に留める、などといったような役割を担うことになります。
この目的を選択するシーンとしては以下のようなパターンがあります。
有利な場所取りをしており、味方が解読や暗号入力を進められる時
引き付ける選択肢をするのであれば、多くの場合はこの状況に当てはまると思います。
暗号機の解読には時間がかかるため、ハンターをより長い時間惹きつけることができればその間に解読や暗号入力を進めることができます。
特に、まだ負傷していないのであれば率先して時間を稼ぐと他のサバイバーが安全に行動することができるので狙える状況であれば狙っていきましょう。
しかし、引き付けるにはそれなりのテクニックと窓や板といったサバイバーにとって有利な場所取りをしている状況が必要です。
場合によってはそのような場所に移動して、チェイスを挑むのが良いでしょう。
ハンターを引き離す
可能な限り重要な場所からハンターを引き離す、最後の選択肢です。
例えば味方が解析を進めている暗号機から離れたり、マップ中央ではなく端の方に逃げたり、ロケットチェアがない方向へ移動する、といった戦法が考えられます。
基本的にハンターを引きつけたり逃げ切ろうとする場合は周りに壁や板、窓といったオブジェクトが多く、かつ四方に逃げることのできる中央へ向かうのが基本ですが、味方に近づいてしまうリスクもあるので、どうしても無理と悟った時は逆に離れるように心がけましょう。
ハンターに見つかった時の共通項ですが、とにかくどうやって時間を稼ぐのか、その行動によって誰が安全になるのかを考えることが重要です。
この目的を選択するシーンとしては以下のようなパターンがあります。
ハンターから逃げきれない、または引きつけて時間を稼ぐような場所もない場合
負傷し、板も使いきり、近くに建物もない場合、その場に留まって捕まるより少しでも味方のためになる行動を取りましょう。
そのわずかな時間稼ぎが反撃のきっかけを生むかもしれません。
チェイスに有利、または不利なサバイバー
引きつけるのに有利なサバイバーは以下の通りです。
- 空軍
- 泥棒
- フォワード
- 傭兵
逃げ切るのに有利なサバイバーは以下の通りです。
- マジシャン
- 冒険家
- 引きつけるのに有利なサバイバー
主に板や窓を操作する速度が速い、または板や窓を越える速度が速いサバイバーが有利です。
冒険家の場合は痕跡を早く消せる他、探検の空想によるガリヴァー旅行記の効果によって体を小さくできるため、引きつけるより逃げ切りに強いと言えます。
空軍は板や窓の操作速度が速いので引きつけるのにも有利ですが、信号銃を持っているため、当ててしまえば逃げ切るのにも十分な時間を稼ぐことができます。
ただし信号銃は一度使うとなくなってしまうため、チェイス中に使う時は本当に自分が捕まってしまいそうな時くらいにしたいところです。
逆に、不利なサバイバーは以下の通りです。
- 弁護士
- 医師
- 機械技師
有利とも不利とも言えない(やや有利な?)サバイバーは以下の通りです。
- 庭師
- 幸運児
基本的に板や窓を越える速度が遅いサバイバーはチェイスが苦手です。
弁護士は解析が得意なのでそちらを優先した方が良いですが、医師は負傷状態になっても自分で回復できるので逃げ切りを図りつつ多少引きつけ役をやっても良いですが、負傷してしまったらそのタイミングでさっさと逃げる選択肢を視野にいれましょう。
不利と書きましたがチェイスが上手い人はこれらのサバイバーでも十分に時間を稼いだりすることができますし、位置どりによっては板や窓を使えばちゃんと逃げきれるので、知識やテクニックを身につけておきましょう。
もちろん、見つからないことに越したことはありませんが・・・。
各サバイバーの速度比較は以下の記事をご覧ください。
引き付けるのに有利な場所を覚えておく
何もない場所でハンターを引き付けることはほぼ不可能で、くどいようですが引き付けるためには窓、板を利用するのが基本です。
そのため、それらが多い場所がマップのどのあたりにあるのかを把握しておきましょう。
有利かどうかを見分けるポイントは以下の通りです。
- 複数の窓がある建物
- 板が複数ある場所
- 2階へ移動できる建物
例えば聖心病院の中央の建物は2階に移動できる、1階へ移動する方法が複数ある、出入り口が複数ある、窓も複数ある、と好条件が揃っています。
うまく利用できれば逃げ切ることも引き付けることも十分できる場所なので、追われた場合は建物に逃げ込むのが良いでしょう。
また、ここには暗号機が設置されていることも多いため、もし引きつけている最中にハンターが諦めて移動したらすかさず解読に取り掛かりましょう。
聖心病院の周りにある柵も板が複数ある場所は時間稼ぎをすることができます。
板の数的に長時間というわけには行きませんが、ピンチになったら建物内に逃げることもできるので、それまではうまく板から板へ誘導できると良いです。
他にも軍需工場におけるマップ右下にある建物は引き付けるのに最適です。
2箇所の出入り口に加えて中央に窓があり、これらを行き来することでハンターから逃げ続けることができます。
以下はフレンドのゆささんのチェイス動画です。(動画提供ありがとうございます!)
カメラの動かし方や窓を越えるタイミングが上手く参考になると思うので是非ご覧ください。
チェイス1/2#IdentityV #identity pic.twitter.com/oeUlP2JqxI
— テリー・遊沙。・マーマン (@yusadst) 2018年7月12日
チェイス2/2#IdentityV #identity pic.twitter.com/bVky15j66G
— テリー・遊沙。・マーマン (@yusadst) 2018年7月12日
こういった、長時間時間稼ぎができる場所の位置を確認しておくだけですぐ捕まってしまうといったミスを減らせるのでぜひチェックしておきましょう。
引き付けるためのテクニック
ハンターの方にカメラを向ける
基本中の基本です。
これができるのとできないのとでは、生き延びる確率が大幅に変わってくる超重要事項です。
理由はとてもシンプルで、ハンターが右に行こうとしたらサバイバーは左に行けば良いですし、逆にハンターが左に行こうとしたら右へ行けば良いでしょう。
また、板に近づいてくるタイミングを測って板を倒せば気絶させることができるかもしれません。
それらの行動をハンターを見ないでやるよりも、見ながらやった方が簡単ですね。
だから、ハンターを視界に入れながらプレイすることがとても重要です。
視界に入れるにはカメラを向けるしかないのですが、設定 > ゲーム > カメラコントロールボタンをオンにすると、進行方向を変えずに視界の調整や観察ができるようになります。
最初はオフになっているので、ある程度ゲームに慣れてきたらこの設定をオンに変えてカメラの向きを練習してみてはどうでしょうか?
とにかく板を当てる
板を当てるコツは、十分に引き付けることです。
ハンターから追われている状態で板を倒すには、板の手前で倒すか板を通り過ぎてから倒すかの2択になりますが、前者だと倒した後に板を乗り越えないと行けないため、基本的には後者の方が良いです。
板を乗り越えた際に加速する天賦もあるので、それを利用する場合以外は基本的に通り過ぎてから振り向いて倒す、という手順になります。
また、自分が通り過ぎたらすぐに倒すのではなく、ハンターが近づいてきて倒せば当たる、というタイミングで倒しましょう。
理想としては移動する→板を当てる→移動する→板を当てる・・・といったように繰り返し板を当てることで大幅な時間稼ぎをすることができます。
サバイバーが板を倒そうと板のすぐ奥で待機してしまうと、ハンターとしては近づくと板を当てられてしまうので警戒して通り過ぎることができません。
そうすると次にハンターが取る行動は迂回して回り込もうとしますが、そうしたらすぐにまた板を通り過ぎて板の前で待機する、という選択肢が取れます。
このように、ハンターから見てやってほしくない行動を率先して取るようにしましょう。
板から板へ移動する
ハンターを引きつけるためには板と窓が必要ですが、板は倒す数に限りがあります。
自分がいる付近の板が無くなってしまったら当然ジリ貧で捕まってしまうので、そうなる前に別の板がある場所へ移動しましょう。
板を当てて怯んでいる隙にまた別の板があるところへ行き、また板を当てる・・・というのが理想的です。
そのためにはある程度土地勘があり、どの方向へ向かえば板があるのかを把握しておくといざという時に無駄な行動を取らずにすみます。
急旋回する
ハンターはある程度近づいてタイミングよく攻撃する必要があるので、急旋回、つまりは180度進行方向を変えてハンターの隣をすれ違って逆方向にいくようにすれば攻撃を回避できる場合があります。
やり方としてはハンターをできるだけ近づけて、攻撃範囲内に入る直前くらいで進路を変更する、というイメージです。
タイミングを間違えたらただ殴られるだけなので頻繁に使うものではないですが、近くに板や窓がない状況などどんな場所でもできるのが利点です。
階段の上り下りを使っても似たようなことが可能なので、どうしても追いつかれると思った瞬間に使うと延命できるかもしれません。
窓を利用して建物の中を周回する
窓は板と違って破壊することはできないため、何度も利用してハンターとの距離を離すことができます。
これに関しては記事中にある動画でも窓をうまく利用して建物を周回しているので参考にしていただけたらと思います。
ただし、ハンターにはそれを防ぐための閉鎖空間という天賦があり、これを持っているハンターは窓を通過すると一時的に窓に板を張って通行不可能にしてきます。
クールタイムがあるので何度も利用できるわけではありませんが、窓が1つしかない建物は注意しましょう。
いかがだったでしょうか?
最初はなかなか上手くいかずに向いてないのかなと思うこともあるかもしれませんが、相手も必死で殴ろうとしてくるのでそんなに簡単にはいかなくて当然です。
練習を重ねて徐々にコツを掴んでいきましょう。
初心者向けではありますが、練習方法やコツはこちらの記事にまとめてありますので合わせてご覧ください。
IdentityV (第五人格) に興味を持った方はこちらからどうぞ。
それではまた。
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